ループは一つ又は複数のアクションを繰り返し実施する場合に使います。この制御文はアクションリスト上で2行に分かれます。"(begin)"が付いている方がループの始まりで、"(end)"が付いている方がループの終わりになります。
操作手順(アクションリストのLoop)
① "アクションリスト"ダイアログの<挿入>の中で"Loop..."を選ぶことにより下図のダイアログが現れます。
② アクションとしての名前を付けることが出来ます。この名前は自動処理には何ら影響はしません。
③ ループはペーンBの指定したセルに繰り返し中に参照する数値(整数、実数)を入力します。ここではそのセルを指定します。プルダウンリストには現在ペーンBに表示されている全てのセル番地が表示されますので、その内の一つを選定します。
④ ループの反復処理の設定を行います。標記方法は下記のような形式があります。
サンプル |
解説 |
1..7 |
始まりと終わりを指定するパターン 整数で始まりと終わりの数値を指定し、両者の間にピリオド(ドット)を二つ置きます。両者の数値はどちらが大きくても構いません。指定された数値の間は1ずつ増加又は減少します。 |
1,10,100,3.1,7,7,9 |
全ての数値を列挙するパターン 数値をカンマ区切りで順番に指定します。数値は整数と実数が使えます。また、順番と数値の大小は任意に設定できます。 |
1,10,11..15,20.3,777 |
混在するパターン 数値を列挙するパターンの中に、始まりと終わりを指定するパターンを混在させることができます。 |
⑤ <OK>ボタンによりアクションリストの最後にループ制御文が2行加わります。アクションリストの行をドラッグして、繰り返し実行したいアクションを両者の間に挟みます。