「OpenLayers」とはインターネット上に公開されている地図データとそれをブラウザ上で表示するオープンソースライブラリです。NK-GIASはそのサイトにアクセスして同サイトの地図をマップビューで表示することができます。コマンド[挿入] [OpenLayers][OpenStreetMap]又は[挿入][OpenLayers][OpenCycleMap]により、それらの地図をテーマとして表示することができます。しかしながら、これらのマップを用いるときにはマップビューの地図投影をOpenLayersが用いているものに変更する必要があります。OpenLayersの地図投影情報は、それらのテーマを選択した上で[表示][テーマのプロパティ…]あるいは、そのテーマを右クリックして表示されるポップアップメニューから[テーマのプロパティ…]を選択して「座標系」タブの中で確認することができます。
OpenLayersのテーマをマップビューから削除する方法は、一般のテーマと同じです。OpenLayersのテーマを削除することは、単にインターネット上のOpenLayersサイトへの接続を解除することになります。
ご自身のネットワーク環境によりインターネット上のOpenLayersサイトに接続するためにProxy設定を行う必要があります。Proxyの設定は、プロジェクト管理ウィンドウから[ツール][ネットワーク設定…]により行うことができます。その設定画面では、インターネットブラウザの設定と同じ設定とします。
OpenLayersのマップをマップビューで表示するときは、再描画が生じるたびにインターネット通信が発生します。その為に、パソコン上に保存されているテーマの描画に比べて時間を要します。