スイッチは指定した条件に従って、次に実行するアクションを決定するものです。条件式はペーンBのセルの値を参照して作成できます。また、条件式は複数作成することができます。複数の条件式の場合には、上から順番に条件が評価され、制御はそこで指定されたアクションへ移ります。
操作手順(アクションリストのSwitch)
① "アクションリスト"ダイアログの<挿入>の中で"Switch..."を選ぶことにより下図のダイアログが現れます。
② アクションとしての名前を付けることが出来ます。この名前は自動処理には何ら影響はしません。
③ 条件式の数を指定します。
④ 行をダブルクリックして条件式と、その条件式が真であった場合に制御を移すアクション番号を指定します。条件式のなかでペーンBのセルの値を用いる場合にはセル番地を記述します(技術情報のセル番地の指定方法を参照して下さい)。アクション番号はアクションリストの"Action #"の列に表示されている番号です。
条件の例 |
解説 |
A<B |
AがBよりも小さい場合に真 |
A<=B |
AがBよりも小さい又は等しい場合に真 |
A>B |
AがBよりも大きい場合に真 |
A>=B |
AがBよりも大きい又は等しい場合に真 |
A=B |
AがBと等しい場合に真 |
⑤ <OK>ボタンによりアクションリストの最後にスイッチ制御文が1行加わります。アクションリストの行をドラッグして、条件分岐を行いたい順番へ移動させます。