グラフは複数の数値軸・時間軸を持つことができます。それらの中から縦と横の軸を一本ずつ選び、時系列やXYデータをグラフとして描画しますが、その組み合わせを軸セットと呼びます。軸セットは複数のデータを保持することができます。
① グラフを左クリックして選択したあとで、右クリックして現れるポップアップメニューから[プロパティ]を選択すると下図のようなダイアログが現れます。
② グラフの名前を記入します。この名前は凡例やグラフインジケーターを作成するときに参照されます。
③ グラフ枠の設定を行います。チェックボックスでチェックを外せばグラフ枠は表示されません。また、グラフ枠は枠線に加え内側の塗りつぶしも設定できます。
④ グラフに登録する軸を作成・編集・削除します。
⑤ グラフに登録する軸セットを作成・編集・削除します。このリストの順番が各軸セットにより描かれるグラフラインの描画の順番を制御します。リストの上のものが手前(前面)に描かれます。リストの順番は行を選択した後でマウスドラッグにより変更します。
構成要素 |
解説 |
グラフ枠 |
グラフの描画範囲を指します。軸や軸タイトルを含む外側の四角ではなく、グラフラインが描画される範囲を示します。 |
数値軸 |
数値を持つ値をプロットする位置を決める軸です。軸は複数の目盛と一つの「軸タイトル」を持つことができます。縦軸にも横軸にもすることができます。 |
時間軸 |
時刻を持つ値をプロットする位置を決まる軸です。軸は複数の目盛と一つの「軸タイトル」を持つことができます。縦軸にも横軸にもすることができます。 |
目盛 |
ある一定の間隔で軸上に直交する線分を表示します。一つの軸に対して複数の目盛を設定することができます。 |
軸セット |
グラフが持っている軸の中から、縦と横の軸を選んだ組み合わせを指します。軸セットは複数のデータを持つことができます。 |
グラフライン |
軸セットにより描かれる線などをグラフラインと呼びます。 |