グード図法は、南北緯度までをサンソン図法で、それより高緯度をモルワイデ図法で投影し、更に、経度方向を北半球2つ、南半球4つに分けて中央経線を設定した図法です。USGSなどで提供される地球観測データ(標高データなど)はこの図法で提供されています。
ブロック番号 |
緯度 |
経度 |
図法 |
中央経線 |
0 |
90°~ 40°44’ |
-180°~ -40° |
モルワイデ |
-100° |
1 |
40°44’ ~ 0° |
-180°~ -40° |
サンソン |
-100° |
2 |
90°~ 40°44’ |
-40°~ 180° |
モルワイデ |
30° |
3 |
40°44’ ~ 0° |
-40°~ 180° |
サンソン |
30° |
4 |
0°~ -40°44’ |
-180°~ -100° |
サンソン |
-160° |
5 |
0°~ -40°44’ |
-100°~ -20° |
サンソン |
-60° |
6 |
-40°44’ ~ -90° |
-180°~ -100° |
モルワイデ |
-160° |
7 |
-40°44’ ~ -90° |
-100°~ -20° |
モルワイデ |
-60° |
8 |
0°~ -40°44’ |
-20°~ 80° |
サンソン |
20° |
9 |
0°~ -40°44’ |
80°~ 180° |
サンソン |
140° |
10 |
-40°44’ ~ -90° |
-20°~ 80° |
モルワイデ |
20° |
11 |
-40°44’ ~ -90° |
80°~ 180° |
モルワイデ |
140° |
グード図法による地図投影に必要なパラメータです。
: 地球円体の半径[m]
: ブロック番号
: ブロックnの中央経線[rad]
: ブロックnのFalse Easting(東西方向座標値をマイナスにしないための平行移動値)