ファイルフォーマット

NK-GIASではフィーチャーテーマを記述するためのテキストファイルを独自に定義しています。ファイル拡張子feature theme text file”からftxとしました。一つのテキストファイルに地図投影情報、属性テーブル、幾何情報の全てを記述することができます。ファイルの区切り文字(デリミター)はカンマあるいはタブです。

メニュー[ファイル][FTXテキストファイル出力...]で既存のフィーチャーテーマをテキストファイルとして出力できますので、テキストファイルの書式を確認することができます。

 

 

説明

WKTの記述

地図投影法の定義ファイルの中身と同じものをファイルの一行目に記述します。記述内容は改行を含まずに、一行以内に記述する必要があります。

地図投影情報を持たない場合は、この行(1行目)を空行(改行のみ)にします。

FIELD

予約語“FIELD”で始まる行は属性テーブルのフィールド定義を記述する行となります。予約語“FIELD”は大文字で記述する必要があります。

name1

name2

属性テーブルのフィールド名を記述します。フィールド名は半角10文字以内(全角5文字以内)の制限があります。

type

属性テーブルのフィールドのタイプを記述します。使えるキーワードは、”STRING”(文字列型)、”INTEGER”(整数型)又は”DOUBLE”(実数型)の3つです。キーワードは大文字で記述する必要があります。

width

属性テーブルのフィールドの幅を半角文字の数で記述します。

decimals

属性テーブルのフィールド型が実数の場合に、小数点以下の桁数を記述します。文字列型と整数型の場合には意味を持ちませんが、任意の数値を記述する必要があります。

TYPE

予約語”TYPE“で始まる行は、フィーチャーのタイプを記述する行となります。予約語“TYPE”は大文字で記述する必要があります。

feature_type

このテーマのフィーチャーのタイプを記述します。使えるキーワードは”POINT”(点)、”LINE”(ライン)又は”POLYGON”(ポリゴン)の3つです。キーワードは大文字で記述する必要があります。

field1,

field2,

field3,

field4

各フィーチャーの属性情報を記述します。フィールド定義の順番と同じ並びで記述します。

RN

一つのフィーチャーを構成するライン、ポリゴンの数を記述します。

例えば、二つのポリゴンからなるポリゴンフィーチャーを記述するためにはこの行に”2”を記述します。通常は一つのライン、ポリゴンから一つのライン、ポリゴンフィーチャーが構成されるので、この行には”1”が入ります。

(注意:ポイントの場合、この値は記述しません。)

N

ライン、ポリゴンを構成する接点の数を指定します。ラインの場合は文字通り接点数ですが、ポリゴンの場合は最後に開始点に戻り閉じる形になるので、例えば四角形の場合は”5”となります。

(注意:ポイントの場合、この値は記述しません。)

X,Y

接点の位置座表を記述します。

緯度経度の場合にはXの位置に経度、Yの位置に緯度を記述します。

[解説]

FTXテキストファイル出力

FTX→フィーチャー