フィーチャーの属性情報を選択して、その値を任意のグリッドへ配置することができます([ツール][フィーチャー][フィーチャー→グリッド...])。ポイントは最も近いセル(中心点)にその値が設定されます。ラインは少しでも重なるセルの全てにその値が設定されます。ポリゴンはその幾何学的な処理方法が2種類用意されています。一つ目は “高精度”でポリゴンとセルの重なる面積を計算し、セルに値を設定します。二つ目は“近似”で、セルの中心点がポリゴンに含まれる場合に値を設定します。“近似”の場合は、セルサイズを一定値で分割した一時的なグリッドを生成し、そのグリッドとポリゴンの位置関係をセルの中心点を用いて判断します。その後、元のセルの中でポリゴンに含まれた点の数をしらべ、セルに値を設定します。分割数は“一辺の分割数”で設定します。この値が3の場合、元セルの中に一時的なセルは9つ作成されます。
このようなフィーチャーからグリッドへの変換に加えて、フィーチャーの属性値を空間的に補間しながらグリッドに配置するメニュー[ツール][フィーチャー][ポイント→グリッド(補間)...]も用意しています(ポイントフィーチャーテーマに対してのみ有効)。
[解説]