フィーチャーテーマ

フィーチャーとはポイント(点)、ライン(線)、ポリゴン(面・多角形)の総称です。フィーチャーは各々が位置情報(幾何形状と位置)を持ち、ベクトルデータなどと呼ばれることもあります。各々のフィーチャーは、属性データを持つことができます。属性データは複数のデータ項目を設定することができます。これらの項目のことをデータベース技術用語でフィールドと呼びます。属性は表の形で表示されますが、これを属性テーブルと呼びます。属性テーブルでは列がフィールド、行が個々のフィーチャーを示します。一つのテーマに含まれるフィーチャーの最大数に制限はありません。

個々のフィーチャーが位置情報を持つために、フィーチャーテーマは様々な地図投影変換に対応します。

[制限事項]フィーチャーテーマはポイント、ライン、ポリゴンの内の一種類を持ち、一つのテーマ内これらを混在させることはできません。

[制限事項]フィールドの名称は最大半角10文字(漢字などの全角5文字)です。これはシェープファイルが採用している「*.dbf」ファイルに起因する制限です。

[制限事項]作成できるフィールドの数は、各テーマ毎に最大255個までです。

 

ポイントのフィーチャーは、一つの点で構成されます。これらを含むポイントのフィーチャーテーマは例えば気象観測所やバス停留所など、地点情報の保存に用いられます。

 

ラインのフィーチャーは、複数の点(頂点又はVertexと呼びます)を直線で結んだ形状をしています。これらを含むラインのフィーチャーテーマは、例えば、道路や河川など、線形の保存に用いられます。単一ラインと複合ライン(ひとつのラインが複数の直線から構成されるもの)があります。

                       (例)1ラインフィーチャーの形態

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ポリゴンのフィーチャーは、複数の点(頂点又はVertexと呼びます)を直線で結び、全体として閉じて多角形を構成しています。ポリゴンのフィーチャーテーマは、例えば流域界や行政界の保存に用いられます。単一ポリゴンと複合ポリゴン(ひとつのポリゴンが複数の閉じた多角形から構成されるもの)があります。ラインフィーチャーと違い、八の字のように交差するポリゴンは無効です。

                       (例)1ポリゴンフィーチャーの形態

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[解説]

新規フィーチャーテーマ