フィーチャー/交点抽出

一つあるいは二つのライン又はポリゴンテーマから交点を抽出してポイントテーマを生成します。一つのライン又はポリゴンテーマの場合は、そのテーマの中でライン又はポリゴンの外周線が交叉する点を抽出します。二つのテーマの場合は、二つのテーマの間でライン又はポリゴンの外周線が交叉する点を抽出します。生成するポイントテーマは、元テーマの属性情報を引き継ぎます。一つのテーマから生成する場合には、元テーマの属性フィールドを2セット(交点を成す二つのライン/ポリゴン外周線の属性)を持つことになります。二つのテーマから生成する場合は、下表に示す4つの選択肢から選ぶことができます。

 

操作手順:

   メニューの[ツール][フィーチャー][交点抽出…]を選択します。

   テーマ(A)となるフィーチャーテーマ(ライン又はポリゴン)を選択します。

   二つのテーマが交叉する点を抽出したい場合は、チェックボックスをチェックして、テーマ(B)となるフィーチャーテーマ(ライン又はポリゴン)を選択します。

   生成するポイントフィーチャーテーマを指定します。

   生成するテーマの属性フィールドの設定方法を4つの選択肢から選びます。選択肢の内容は下表を参照して下さい。

   <OK>ボタンを押して処理を開始します。処理終了後に、指定したフィールドに集計結果が保存されます。

 

 

ラジオボタンの選択肢

出力テーマの属性フィールド

テーマ(A)のフィールド

テーマ(A)のフィールドのみが出力されます。

テーマ(B)のフィールト

テーマ(B)のフィールドのみが出力されます。

テーマ(A)の次にテーマ(B)のフィールド

テーマ(A)のフィールドに続いてテーマ(B)のフィールドが出力されます。

テーマ(B)の次にテーマ(A)のフィールト

テーマ(B)のフィールドに続いてテーマ(A)のフィールドが出力されます。

 

注意

       属性フィールの名前はそれぞれが異なる必要があります。そこで、出力テーマの属性フィールド名には、お互いを区別できるように、名前の先頭に文字を追加します。元テーマが一つの場合は、二つ目の属性フィールド名の先頭に”_”(アンダースコア)が挿入されます。また、元テーマが二つの場合には、出力テーマの属性フィールド名の先頭にはテーマ(A)とテーマ(B)を意味する”a”又は”b”と、通し番号が付けられます。フィールド名の最大長さは10文字(半角)ですので、元テーマのフィールド名が半角10文字に近かった場合には、名前の最後の文字が削除されることになります。下図は元テーマと出力テーマの属性フィールド名の違いを例示しています。