ラスターの空白を埋める値設定

プロジェクトマネジャーウィンドウのメニュー [ツール][システム][ラスターの空白を埋める値設定…]はマップビューのメニュー[ファイル][テーマを別名保存…]において用いるピクセルの値を設定します。

地図投影を変更して画像テーマを保存する場合は余白に元の画像にはなかった部分が残る場合があります。そのような部分を埋めるときにこのメニューで指定した値が用いられます。その値は画像の種類(バンド数とピクセルのデータ型で区別される)ごとに設定することができます。<追加>ボタンを押して、ダイアログの表に1行を追加して下表の項目を記入することで、新しい種類の画像に対してその値を設定できます。

マップビューにおいてメニュー[ファイル][テーマを別名保存…]が選択され、「マップビューの座標系に変換して保存する」が選択された場合には、その画像テーマと同じBit Depth(ピクセルのデータ型)をこのダイアログ中の表で照合して、同じものがあれば、次にバンド数で照合を行います。2つの照合に成功するとその行で指定された値が余白部分に適用されます。もしも、バンド数の照合に失敗した場合には、表中で最もバンド数が大きいものが使われます。Bit Depth(ピクセルのデータ型)の照合に失敗した場合には、同表中の値は参照せず、デフォルト値であるゼロが適用されます。

 

フィールド

説明

Bands

画像に含まれるバンドの数

Bit Depth

bit depth [bpp: bit per pixel]

ピクセルのデータ型

Values

値(設定したバンド毎にカンマで区切って指定する)