ラスター→グリッド

プロジェクトに読み込まれた巨大な地球地図*.dem/*.img)やNK-GIASオリジナルラスターファイル(*.nkr)ASTERファイル(*.tif)から、必要な範囲だけを切り出し変換して新しいグリッドテーマに保存し、プロジェクトに読み込みます。

 

操作手順(ラスターデータからグリッドテーマを作成)

   メニュー[ツール][ラスター→グリッド...]を選びます。

   元データとなるラスターテーマをチェックします。複数選択可能です。

   出力するグリッドテーマの名前を入力します。

   出力するグリッドテーマの変数の型を選択します。倍精度実数Doubleまたは整数Integerを選択できます。

   出力するグリッドテーマNo Data値を設定します。

   出力するグリッドテーマのセルサイズとセル数を設定します。下記ダイアログでは、出力範囲を指定するグリッドテーマが⑦で選択されているので、そのグリッドテーマのセルサイズとセル数がデフォルトで表示されます。

   出力するグリッドテーマの範囲を指定します。<ベースグリッド>で既存のグリッドテーマを指定すると、その範囲とセルサイズでグリッドを作成しますので、元データから任意の範囲を抜き出すことができます。更に<NoDataセルでマスクする>をチェックすると、ここで指定したグリッドテーマのNoDataセルは、作成されるグリッドでもNoDAta値となります。

   セルの値の計算方法を選択します。最大頻度/重み付き平均を選択した場合は<NoDataセルも計算対象>チェックボックスが有効になります。チェックしない場合は有効値をもつセルのみで計算します。

   <OK>ボタンを押すと新しくグリッドテーマが作成され、現在のビューマネジャーに登録されます。

注意

       データ元のテーマが地図投影法定義ファイルを持っていない場合、またマップビューProjected Coordinate Systemsのひとつが適切に設定されていない場合には、⑥は正しく計算されません。

 [解説]

セルの値の設定方法

グリッドの範囲の設定方法