リストとは何か

リストは文字列(テキスト)と数値を保存できるテーブルタイプのデータ構造です。

マップビューのフィーチャーテーマは属性テーブルを持ち、そのテーマのフィーチャー数と同じ数のレコードを保持します。殆どの場合はこのデータ構造で十分ですが、時にはテーマにリンクさせることができるテーブルが必要になったり、更にはフィーチャーと対応しないテーブルをリンクさせることが必要になったりします。

例えば、河川データとして縦断図と横断図が作成されますが多くの場合、これらのデータは地理情報である地図上の河川ラインとは別に保存されます。また、データそのものは下図に示すように、縦断図と横断図のそれぞれの測量値テーブルに保存されます。

NK-GIASのリストは、このようなデータに対応できるテーブル構造になっています。リストは他のリストへのリンクを保持することができます。そして時系列同様、リストもマップビューのテーマにリンクさせることができます。このリストを使うことで、複雑な構造をもつデータを扱うことが出来るようになります。