リストビューには、NK-GIASに格納された全てのりストが表示され、計算や集計処理などを行うこともできます。ひとつのリストビューに全てのリストが表示される点は時系列ビューとは大きく異なる部分です。メニュー[プロジェクト][リストビューの追加]でNK-GIASのプロジェクトに追加することができ、リストデータはプロジェクト管理ウィンドウのメニュー[挿入][XYデータ...]、またはリストビューのメニュー[ファイル][リストのインポート...]でNK-GIASのプロジェクトファイル(データベース)に格納されます。
リストビューの基本的な画面イメージを下図に示します。
① リストマネージャーにはNK-GIASに格納された全てのりストが表示され、そのツリー構造から各リストがどのような形で関係づけられているかがわかります。例えば"RiverProfile01"は"Sec01","Sec02","Sec03"リストへのリンクをもっています。ツリーのルートに表示されている"Sec01"と"RiverProfile01"の子供として表示されている"Sec01"は同じリストを指しています。どちらかをリストマネージャー上で選択すると、もう一方も選択状態になります。
② ペーンAと呼ばれ、①で選択中のリストのデータが表示されます。他のリストへのリンクが設定されているフィールドは灰色で表現されます(列K)。①でルートフォルダ("リストビュー1")が選択されている場合には全リスト一覧が表示されます。また、メニュー[挿入][レコード...]で空のレコードを追加できます。但し、まずペーンAのエリア内を一度クリックしてから実行して下さい。
③ ①で選択中のリストのプロパティ(名前、リストテンプレート、メモ)が表示されます。リスト名とメモは編集可能です。
④ ペーンBと呼ばれ、計算用変数の保存や計算結果の出力、メモの保存等に使用されます。リストビューの作成時、ペーンBにはレコードが全く作成されていないので、メニュー[挿入][レコード...]で必要なレコード数分、追加します。ペーンBの列数はペーンAと同じです。また最初隠れているペーンBそのものを表示させるには、ペーンAとBの間の境界線をドラッグします。