この"時刻の波及"は、時系列ビューのメニュー[ツール][集計...]で時系列の平均、最大、最小、合計値計算をする際にも考慮されます。下図は、時系列にそれぞれ"過去に波及(Backward)"、"未来に波及(Forward)"、"直線補間(Linear)"、"波及なし(No Propagation)"が設定された場合、合計値計算の結果がどうなるかを示しています。"時刻の波及"の設定によって結果が大きく異なることがわかります。同様に"時刻の波及"は他の平均、最大、最小値計算にも影響します。この図の中で、TsとTeはそれぞれ "系列の集計"ダイアログの"開始"と"終了"を表しています。
[解説]