正距円錐図法Equidistant Conic Projection)

正距円錐図法(トレミー図法)は、地球と1本あるいは2本の緯線(標準緯線)で接するコーンへ投影したもので、図上の全ての経線の長さが地球上と正しく比例して表現されるように補正されています。中緯度地域の地域図として多用されています。

緯度経度(北半球)   正距円錐図法(北半球)

< 第一標準緯線 第二標準緯線: 緯度の座標原点: 中央経線: >

 

正距円錐図法による地図投影に必要なパラメータです。は地球楕円体の長半径・短半径[m]から計算されます。

: 地球楕円体の長半径[m]

: 地球楕円体の離心率

    : 第一標準緯線[rad]

: 第二標準緯線[rad]

: 緯度の座標原点[rad]

   : 中央経線[rad]

座標値をマイナスにしない為に計算結果に適切なfalse eastingfalse northing値が加算され、またの計算前にはからそれぞれfalse eastingfalse northing値が減算される必要があります。