表示

マップペーンの表示を操作するツールは表示されるマップの拡大/縮小と移動に加えて、特定のテーマをマップペーンいっぱいに表示するボタンが用意されています。また、マップの拡大/縮小と移動については、その履歴をさかのぼったり前に進めたりすることができます。多くの場合は必要ありませんが、まれに高速のスクロールをした場合など、マップペーンの更新に不具合が生じる場合がありますが、再描画ボタンにより、表示を正しい状態へもどすことができます。

ホイール付きのマウスをご利用の場合は、ホイールによるズームイン・ズームアウトが便利です。ホイールを手前へ回すとカーソル位置を中心にズームアウトします。逆向きに回すとカーソル位置を中心にズームインします。

マップ描画コントロールを用いると画面上の表示縮尺や表示位置などを記憶させておくことが出来ます。いくつものテーマを様々に重ねてビットマップファイルとして出力するときなどには、そのときの縮尺と位置を“表示範囲名”に記憶させておけば、便利に使えることでしょう。また、ポリシーを使うと、その時の各テーマの描画状態(表示/非表示、シンボルセットなど)が保存されます。レイアウト上のビューフレームに対してこのポリシーを設定できるので、印刷イメージが複数パターンある場合などに便利です。

 

注意

       画面上の表示縮尺は画面の解像度を96 dpiと仮定して計算しています。画面の解像度がこれと異なる場合には正しい縮尺とはなりません。

       画面上の表示縮尺はモニター画面毎のピクセルの性質により左右されます。従って、マップ描画コントロールの“縮尺”に表示される値はモニター画面上の長さを厳密に表すものではありません。

 

全てのテーマを表示できるような表示範囲で、ビジブル(可視)の状態にしているテーマをマップペーンに表示します。

ビジブル(可視)の状態にしているテーマをマップペーン内いっぱいに表示します。

選択中のテーマをマップペーン内いっぱいに表示します。

選択中のフィーチャー/テキストマップペーン内いっぱいに表示します。

カーソルをズームインツールに変更します。

  拡大したい中心点をクリックすると、その点を中心にマップペーンの縮尺1/2になります(2倍のズームイン)。

  ドラッグにより拡大したい範囲の長方形を描くと、その範囲をマップペーン内いっぱいに表示します。

カーソルをズームアウトツールに変更します。

  縮小したい中心点をクリックすると、その点を中心にマップペーンの縮尺が2倍になります(2倍のズームアウト)

カーソルをドラッグズームツールに変更します。(マウスのホイールボタンもズームイン・アウトに設定されています。)

  画面上向きにドラッグするとマップペーンをズームインします。

  画面下向きにドラッグするとマップペーンをズームアウトします。

マップペーンをズームインします(2倍)。

マップペーンをズームアウトします(2倍)。

カーソルをドラッグ移動ツールに変更します。

  マウス左ボタンの押下で図面をつかみ、ドラッグで図面全体を移動させます。

表示範囲の移動、表示縮尺変更について、一つ前の状態へ戻ります。もう一度押すと更に一つ前の状態にさかのぼることができます。

表示範囲の移動、表示縮尺変更について、前の状態にさかのぼったとき、表示範囲、表示縮尺を一つ後の状態へ進めることができます。

マップペーンをリフレッシュ(再描画)します。高速スクロールなどでマップペーンの描画に不具合が生じたときに用います。

マップペーンの画像テーマの描画モードを高速モードに変更します。但し描画が高速になるのは、数値地図(地図画像)(*.tif)とビットマップファイル(*.bmp)の場合に限られます。その他の画像テーマ、フィーチャーテーマ、グリッドテーマなどについては描画速度は変わりません。また、高速モードでは、ピクセル位置が若干ずれる場合がありますので、画像テーマに正確な位置表示が必要な場合には使わないで下さい。