解析雨量Radar-AMeDAS / Raingauge

このコマンドはレーダアメダス解析雨量(または解析雨量と呼称される)のディスク(DVDなど)からデータを読み取り、拡張グリッドテーマに変換してプロジェクトに取り込みます。レーダ・アメダス解析雨量は2006年に配布ファイルフォーマットが変更を受けましたが、このコマンドはその後のファイル形式(データファイルの拡張子が「bin」と「rar」のもの)に対応しています。それ以前のファイル形式は[挿入][レーダアメダス解析雨量…]を用いて読み取ることができます。

 

操作手順(レーダーアメダス解析雨量の読み込み)

   メニュー[挿入][解析雨量...]を選びます。

   ブラウザボタン<...>を押して、一般財団法人気象業務支援センターが配布しているDVDの直下の「DATA」フォルダ(解析雨量のデータが置かれている場所)を指定します。

   システムが「DATA」フォルダの中身を走査して、DVDの中に保存されているデータファイルの一覧をここに表示します(この操作には1分以上の時間がかかります)。

   データ一覧が表示された後で、データのグループ一覧がこのプルダウンメニューに表示されます。読み取りたいグループを選択します。

   DATA」フォルダーに保存されている全期間をシステムが調べた後で、選択可能な開始と終了時刻を指定(読み取る期間を指定)できます。

   拡張グリッドの名前を指定します。

   拡張グリッドの地域的な範囲を指定します。3種類の指定方法があります。「地方」を選ぶと、選択可能な地方をプルダウンメニューで指定します。「座標値入力」では左上(北東)と右下(南東)の座標を指定します。「その他のテーマ」では、マップビュー上の既存のグリッドテーマを選択します。

   <OK>ボタンを押すと新しく時系列グリッドテーマが作成され、現在のビューマネジャーに登録されます。