このツールを用いて一つあるいは複数のCSVファイルからグリッドテーマを生成することができます。CSVファイルには1行に一つの点情報が対応する形で、点の位置を示すXとYの2列、それに値を示す列があるものと想定します。
操作手順:
① メニューの[ツール][CSVファイル→グリッド...]を選択します。
② CSVファイルが保存されているフォルダーを指定します。
③ 指定したフォルダー内の全てのCSVファイルが表示されます。処理に用いるCSVファイルのチェックボックスをチェックします。CSVファイルの1行目は列のタイトルと見なされます。この欄の「X」、「Y」、「値」はそれぞれがプルダウンリストになっており、各CSVファイルの1行目(列タイトル)が選択できるようになっています。用いるCSVファイルにおいて、XとY、それに値を示す列をそれぞれ選択します。
④ 生成するグリッドテーマのファイル名を入力します。
⑤ 生成するグリッドテーマのセル値の型(Double、Integer、Byte)を指定します。
⑥ 「NoData値」を指定します。
⑦ 生成するグリッドテーマの列と行の数またはセルサイズ(XとY)を指定します。
⑧ 出力するグリッドテーマの範囲を指定します。<ベースグリッド>で既存のグリッドテーマを指定すると、その範囲とセルサイズでグリッドを作成します。更に<NoDataセルでマスクする>をチェックすると、ここで指定したグリッドテーマのNoDataセルは、生成されるグリッドでもNoData値となります。
⑨ セルの値の計算方法を選択します。
⑩ <OK>ボタンを押すと新しくグリッドテーマが作成され、現在のビューマネジャーに登録されます。
[解説]