アクションリスト

どのデータに対してどのような作業を行ったかを記録しておくことは、あとでその作業を振り替える必要が生じたときにとても大切な情報となります。そのためNK-GIASでは多くのツールダイアログの中でメモ欄を用意しています。また時系列ビューとリストビューでは、ひとつひとつの計算作業を自動的に保存するアクションリストの機能があり、メニュー[ツール][アクションリスト...]から、過去に実行されたアクションの一覧をみることができます。ビューごとにアクションリストがひとつ存在し、その中でアクション番号(Action #)はユニークな値となります。

このアクションリストの左端のチェックボックスにチェックを入れて<実行>ボタンを押すと、チェックされたアクションのみを再度実行することができます。再計算は基本的に上から下の順に実行されますが、<挿入>ボタンから"Loop","Switch","Terminator","Goto"といった制御文をアクションリストの中に追加することによって、登録された一連のアクションの繰り返し実行や条件付き実行などが可能になります。また各アクション、制御文はその行を選択し上下にドラッグすることで、好きな位置に移動させることができます。

[解説]

アクションリスト