グリッド/勾配

グリッドテーマから各グリッドセルの勾配および斜面方向の計算を行い、その結果を新しいグリッドテーマに保存しプロジェクトに読み込みます。

 

操作手順(グリッドテーマの勾配、斜面方向を計算)

   ビューマネジャーにおいて元データとなるグリッドテーマを選択します。その状態でメニュー[ツール][グリッド][勾配...]を選びます。

   元データとなるグリッドテーマが表示されます(ビューマネジャーにおいて選択中のテーマが表示される筈です)。

   新しくグリッドテーマとして作成したい項目をチェックします。

   出力するグリッドテーマの名前を入力します。

   出力するグリッドテーマのセルサイズとセル数を設定します。セルサイズを100とした場合のセル数がデフォルトで表示されます。セルサイズの単位はマップビューの座標系によって異なります。

   出力するグリッドテーマの範囲を指定します。<ベースグリッド>で既存のグリッドテーマを指定すると、その範囲とセルサイズでグリッドを作成します。更に<NoDataセルでマスクする>をチェックすると、ここで指定したグリッドテーマのNoDataセルは、作成されるグリッドでもNoDAta値となります。

   セルの値の計算方法を選択します。最大頻度/重み付き平均を選択した場合は<NoData値セルも計算対象>チェックボックスが有効になります。チェックしない場合は有効値をもつセルのみで計算します。

   勾配の算出手法を指定します。

   勾配、斜面方向の単位を指定します。

   <OK>ボタンを押すと新しくグリッドテーマが作成され、現在のビューマネジャーに登録されます。

注意

       勾配がゼロになるセルの斜面方向は、NoData(値なし)-9999がセットされます。

       元データとなるグリッドテーマが地図投影法定義ファイルを持っていない場合、マップビューProjected Coordinate Systemsのひとつが適切に設定されていない場合には、⑤は正しく計算されません。

 [解説]

グリッドの範囲の設定方法

セルの値の設定方法

勾配の算出