テーマ名を右クリックして、現れたポップアップメニューの“プロパティ...”を選択すると、そのテーマのプロパティが、<全般>、<座標系>、<グリッド>、<タグ>の4つのタブに分かれて表示されます。
<全般>タブには、テーマを構成しているファイルの一つとメモ欄が表示されます。多くのテーマを登録したプロジェクトでは、テーマの生成過程や使用先などの情報をこまめにメモ欄に記入しておくことを勧めます。但しこのメモはマップビューが保管するデータであって、テーマを構成するファイルに記入されるものではありません。テーマをプロジェクトから外した段階で消去されてしまいますので、注意が必要です。
<座標系>タブには、テーマの座標系が表示されます。<変更...>ボタンで、座標系情報の追加や変更ができますが、この処理はテーマの座標系を正確に把握しているときのみ行なって下さい。また<座標変換...>ボタンで座標変換の設定ができます。(テーマの座標変換 XE "座標変換(Coordinate transformation)" の設定をご覧下さい。)
<グリッド>タブは、グリッドテーマ、拡張グリッドテーマ、時系列グリッドテーマのときのみ現れ、グリッドの諸元が表示されます。諸元の内容は、横方向(X)のセル数、縦方向(Y)のセル数、セルの数値型、横方向(X)のセルの長さ、縦方向(Y)のセルの長さ、グリッド左下端のX座標、グリッド左下端のY座標、データ無しに相当する数値(NoData値)です。セルの数値型はグリッドデータのときのみ表示されます。
<タグ>タブは、拡張グリッドテーマ、時系列グリッドテーマのときのみ現れ、その構成グリッドに与えられているタグの名称が表示されます。また時刻タグをもつ拡張グリッドテーマ、時系列グリッドテーマの場合は、時刻タグの波及の設定表示も有効になります。どちらもこのダイアログで変更可能です。
[解説]